ベンチャーという選択肢
ベンチャーにはいい点も悪い点もあります。
大企業2社を経てアーリー段階のベンチャー企業に転職した経験から、それぞれ説明していきます。
ベンチャーのメリット
大化けの可能性
ストックオプションを手に入れて上場し、fireしてしまえたり、
経営層として地位、名誉を手に入れることができる可能性があります。
成長できる
なにせベンチャー企業は個々人の裁量を大きくしないと回らないため、意思決定の回数が半端ないです。
意思決定の回数が多ければ多いほどビジネススキルは上がっていくものなので、成長にはもってこいな環境です。
また、会社立ち上げの経験は転職市場でも価値がとても大きく、有名企業への転職も夢ではありません。
ただ、会社としてある程度大きくなっている段階だと、小さい大企業のような硬直的な組織になってしまうことがあるため、裁量の観点での面白みは少なくなてしまうので注意です
ベンチャーのデメリット
労働環境がブラック化しがち
基本的にベンチャーは、経営資源が乏しい場合が大半です。そのため、人的リソースもギリギリの状態が多く、長時間労働をせざるを得ない環境になりがちです。
先行きが不透明
上場という大きな目標を狙っているとすれば、本当に上場できそうか、吟味すべきです。調達実績や、会社のビジョン・経営陣の考えに納得できるか、吟味すべきでしょう。
また、ベンチャーは不安定なことが多く、起業してから5年以内に15%しか生き残れないとのことです。途中で倒産してしまった場合、転職も厳しいでしょう。
そのベンチャー企業がどのステージにいるか理解しよう
・シード
・アーリー
・シリーズA
・シリーズB
・シリーズC
・シードは起業前でアイデアの段階です。採用もリファラルがほとんどです。
・アーリーは起業直後です。
・シリーズAは商品をリリースしてこれから拡大を目指している段階です。
転職検討する際に候補の会社として普通に知り得るには、このシリーズAが一番早い段階でしょう。
・シリーズBは一定軌道に乗り始め、さらなる拡大を目指していく段階です。
IPOも見えてくるタイミングになるかと思います。
・シリーズCはビジネスが黒字化し、安定経営できている段階です。
どの段階のベンチャーに行くのがいいかは一概には言えないところです。
ご自身のキャリアをどう成長させたいか、しっかり考えて検討していきましょう。